ワールドカップ開幕「オスカルのゴール」がすごかった件

さて、ワールドカップが開幕しました。

最近は、報道がうっとおしくてあまりワールドカップも見ていませんでしたが、今回は時間もあるのでボチボチ見ていこうと思ってます。

で、さっそく今日の開幕戦「ブラジルVSクロアチア」を後半だけ見ました。

後半だけの感想ですが、ブラジル、クロアチア共に持ち味を発揮した好ゲームだったように思われます。

 

PKが誤審じゃないかと言われてましたが、高校時代サッカー部の僕から見ると、まあPKと言われても仕方ないプレーというのが正直な感想です。

ペナルティーエリア内でピタッと足元にボールを入れて、そのボールをピタッと止めて、そして動き出す瞬間のプレーですから、それを遮る動きというのは目立ちます。

手が肩にかかっていたし、こけるタイミングも絶妙だったのですが、やはりあそこにボールを収めたブラジルが一枚上手だったと感じました。

 

そして、僕が今日の試合で見ていて釘づけになったのはオスカルが決めた3点目です。

あのゴールの決め方は「やはりブラジル人はすげーな」と言わずにはいられないものでした。

一見すると、つま先でチョーンと蹴った見栄えのしないゴールです。

でも、あの瞬間にシュートをあんな蹴り方で蹴ってくることは、サッカーを長年やり続けてるクロアチア代表のキーパーでさえ予測できないことだったんです。

そのタイミングのずらし方、相手の嫌なところをついてくるセンスというのが、子供の頃からゲームをやり続けているブラジル人ならではと感じさせるものでした。

上手に形を作ってつないで、いいクロスを上げて、強いシュートで綺麗なゴールというのは華やかですが、実はものすごい精度が要求されます。

なぜなら、相手もその綺麗な形は分かりきっているし準備ができるため、そこを突破してゴールまでボールを運ぶのは、まさに針の穴を通すようなコントロールが必要になってくるわけです。

でも、今日のオスカルのように相手の意表を突くことができれば、針の穴がソフトボールぐらいの穴にはなります(それでも相当難しいですが)。

相手の想像の上を行くというのが勝つためには絶対必要ですし、それがサッカーの醍醐味でもあります。

今日のオスカルのゴールはそういったことを思い出させてくれる素晴らしいものでした。

日本にもああいうプレーが出来る選手がいれば、もっと楽しいのになとも思いました。

とりあえず、日本対コートジボワール戦も見てまたつぶやきます。

pc

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