ワールドカップ。チリ対オーストラリアを実況「決定力という強み」

【実況】

テレビ東京の放送。

今日も朝から暇なので、ワールドカップを観戦。

同組にオランダ、スペインがいるのに、「この一戦がグループリーグの鍵を握る」とかいう、無理な煽りで朝から冷める。

しかし、まさかスペインが大敗するとは思いませんでしたね。

上手く立て直さないとこのまま元気なく予選敗退も考えられます。

試合開始。

チリが攻撃力が高いということで、序盤はチリが攻めて、オーストラリアは守ってからのカウンター狙いになってる。

前半10分守っているオーストラリアを簡単に崩してゴール。

これは格が違うと思ってたら、あっという間に２点目。

これはグループＢはヤバイわ。

チリがのびのびとやってる。

その後は試合が落ち着いて推移。

しかし、前半３５分何気ないチリのキーパーのミスキックから続いたオーストラリアの攻撃でサイドからのセンターリングを一枚しかいないフォワードにピンポイントで合わせてヘッドでズドン！

オーストラリアらしい迫力のある得点で、チームが盛り上がる。

チリ2-1オーストラリア。

それでも、オーストラリアのゴール近くで回されたり、持たれるとオーストラリアの選手はついていけない。

前半終了。

朝の用意。

後半15分から。

一進一退の攻防だが、主導権はオーストラリア。

惜しい攻撃が続く。

しかし、後半３０分ぐらいからはチリが南米のチームらしい試合巧者ぶりを発揮し、疲れてきたオーストラリアに攻めさせない。

そして、終了間際にチリがナイスゴール。

３－１終わってみればチリの順当勝ち。

【総評】

今日の試合は、決めるべき時にゴールを決めた両チームの実力がいかんなく発揮された好ゲームだったと思います。

まず、先制点はチリの圧倒的な個人技から崩されてのゴールでした。

注目すべきは２点目で、１点取られて浮き足立ったオーストラリアのディフェンダーのマークがずれてフリーになったチリの選手が見事に決めます。

そして、その後オーストラリアがなんとか試合を立て直し、五分五分ぐらいまで持ち込んだ時に相手ゴールキーパーがバスミスをします。

そこからの流れで、オーストラリア特有の高さを生かした一撃でゴールを奪い返します。

チリが２点目を決めた時には、どうなるのかと思われたゲームもこれで一気に流れが変わり、前半３５分から後半３０分まではオーストラリアがゲームをいい形で進めていきます。

しかし、ここで効いてくるのが前半の自分たちの時間にしっかりと取っておいた２点目です。

しっかりと取るべき時に取っておいたので、チリは押されながらもゲームをコントロールします。

それで、最後はオーストラリアの足が止まってきたところで、またもやチリの流れとなり３点目をズドンと決めてゲームを決めます。

最終的にスコアは３－１となりましたが、得点差以上に緊迫したスリリングなゲームで見てて楽しかったです。

オーストラリアも最初はどうなるかと思いましたが、決定機をしっかりとものにしいいゲームに持ち直しました。

チリの個人技・攻撃力は素晴らしいものがあり今後が楽しみですし、組織力が増したオーストラリアは今後のアジアでは非常に驚異的な存在になりそうです。

さあ、明日はいよいよ日本戦です。

決定機をしっかりとものにして、ゲームを支配して勝てるかな？