2014年、夏、甲子園。8/15日の見た試合の感想
今日は明徳義塾(高知)VS智弁学園 (奈良)という好カードがあった。
他にも激戦の大阪地区予選を制して3年連続で勝ち上がってきた優勝候補の一角、大阪桐蔭(大阪)も初陣だ。
まずは、明徳義塾(高知)VS智弁学園 (奈良)。
智弁学園の岡本と明徳義塾の岸の対戦が取り沙汰された一戦だったが、チーム力では明徳義塾が上だった。
頼れるエースと勝負強い打線で、初出場以来16回連続で初戦を突破という試合巧者ぶりをいかんなく発揮した。
明徳義塾は今後が非常に楽しみだ。
そして、結構凄まじい試合だったのが大阪桐蔭(大阪)と開星 (島根)の試合だ。
両校とも打撃が素晴らしく、怪物のような打者が何人も出てきた。
試合は天気と同様で、かなり荒れ模様となり両チーム合わせて四死球が14となった。
特に開星は9個の四死球や暴投、ボークなどが重なり、4安打しか許さなかったのに7点を奪われてしまった。
初回に味方が4点取ってくれて、開星の先発恩田はここだけは抑えなきゃという2回に力みすぎてしまったのが試合が荒れる要因になった気がする。
開星は勝てる試合を落とし、大阪桐蔭は完全に命拾いした格好だ。
次戦は明徳義塾との一戦となるので、打線が目を覚まさない限りは難しい戦いになるだろう。
pc
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