「ドログバの存在感にやられた」　日本対コートジボワール　テレビを見ての感想

【実況】

解説は岡田、福西。

コートジボワールの選手見ると個人は強そうだけど、我が強そうだ。

先発は長谷部と大迫か。

ドログバ先発じゃないね。

キックオフ。

序盤は若干コートジボワールペースだけど、両チームとも固い感じ。

本田スーパートラップから、スーパーゴール！1-0

恐ろしいね。

このいい時間で、追加点取りたい。

前半20分ぐらいからは、コートジボワールペースかな。

香川消えてる。

本田ゴール前で一瞬光る。

前半最後の方は、コートジボワールペース。

守備の仕掛けが遅くて、いい形でボールが取れないから、お家芸の左サイドからの崩しが出ませんね。

でも、日本のプレッシャーがイマイチだからアレだけど、コートジボワールは組織としてはダメだな。

後半開始。

メンバーチェンジはなし。

遠藤、ドログバはこの天候、気候では動けないという、両監督の判断かな。

後半開始からは、日本ペース。

長谷部アウト遠藤イン。

左サイド機能し始める、バイ岡田。

ドログバ、イン。

日本ひどい時間。

サイドからのセンタリングを決められる。1-1

続けてクロスを決められる。1-2

大久保イン。

本田はやっぱ良くないな。

本田をトップに、大久保二列目に変更、これは良さそう。

でも、以前と比べると本田はキープ力が衰えて余裕がなくなり、プレイの精度が落ちた。

本田のパスはひどい。

終了。

【総評】

今日の試合は、天候が敵に回ったのと、相手の監督がドログバをいいタイミングで投入したのが敗因かと思われる。

まず、天候だが高温・多湿だけでも厳しいのにその上雨まで降って選手の消耗が激しい状態となった。

日本は高いポジションからのプレッシングサッカーで相手を追い込み、ボールを取ってからの速い攻めというのがパターンなのでそれが多くできなかったのが厳しかった。

高温多湿なら日本の梅雨時期と同じなので何とかなったかもしれないが、雨が痛かった。

日本の選手があそこまで動けない試合を見るのは久しぶりだった。

ただ、コートジボワールも全然良い状態ではなく、消耗もしていたし、組織としての動きは良くなかった。

しかし、ここで相手の切り札ドログバが登場する。

日本も、切り札として遠藤・大久保を投入するがやはりインパクトはドログバの方が一枚上手だった。

そして、そのドログバの投入でコートジボワールが一気に流れを引き寄せ足の止まりミスが目立ち始めた日本に対して連続して得点。

今日のような厳しいコンディションのゲームでは、国の内戦を集結させるきっかけを作ったとされる英雄の登場の効果は果てしなく大きかったということか。

日本が本田のいいゴールで先制してしのいでいただけに、なんとか粘りたかったが結果としては残念なものになってしまった。

相手もそこまでだったのでなおのこと悔しい。

ただ、何が起こるかわからないのがサッカーであり、ワールドカップ、面白くなってきたと言えるかもしれない。

ここからは、選手評。

今日は内田、吉田、山口は光って見えた。

岡崎、香川、長友は彼らの持っているポテンシャルから考えるとイマイチだった。

そして、難しいのが本田。

実況でも何度も触れたが、ゴールを決めた決定的な仕事は評価されるべきだし、彼を外すべきではないのかも知れないが、やはり前回ワールドカップと比べるとピッチ上での存在感は薄い。

フィジカルで相手を圧倒しボールを失わないという本田の一番の武器がなくなってしまったからである。

そうすると元々パスが得意な選手ではないだけに、輝く瞬間が相手ゴール前に切り込む時だけになってしまう。

実際に今日の試合も、ありえないパスミス、ほかの選手が仕掛けているのに反応できずにパスが送れないシーンが何度もあった。

やはり、ホンダに集まると皆が動くのでそこで配球できないと、ほかの選手も生きてこない。

岡崎、香川、長友が生きなかったのも酷なようだが本田の「キープ力」がなくなったことが要因な気がする。

それでも、どうしても本田を使いたいのなら最後にやったようにワントップで使うのがいいと思われる。

本田は難しい局面でのプレーで、10回に１回成功すればオッケー的なポジションで働かせたほうが生きると思う。

遠藤のような安定的なプレーをし続けるタイプではないし。

そうなるとトップ下に中村憲剛が欲しいところだが・・・

次戦は岡崎、長友、香川なんかの飛び出しを活かせる布陣を望みたい。