映画オンチのおすすめ邦画(マイナー)ベスト3
「洋画って世界に入り込めなくない?」
僕はそんな人です。
洋画を見てもオーシャンズイレブンとかボーンアイデンティティがいい映画と思ってしまいます。
まあ人それぞれでいいんでしょうがね。
今回はそんな僕のおすすめ邦画ベスト3をご紹介します。
映画は「空気感」がすべて。
第3位「闘牌伝アカギ」(1995年)
福本伸行の大人気麻雀漫画「アカギ 〜闇に降り立った天才〜」のVシネマ。
ストーリーのほとんど(回想除く)が、「雀荘みどり」の一室で進行するワンシチュエーションムービーです。
原作が面白いというのもありますが、作り方もなかなかです。
全体を通してはシリアスタッチで静かな映画なのですが、スパイスとしてちょっとしたコミカルさが加えられています。
大学生かプータローの頃にレンタルして見たんですが、普段映画なんか見ないオヤジが「こういう映画作ればいいのに」と讃えた1本です。
俳優陣も豪華で、
アカギには柏原崇
借金を負っているオトコ南郷には尾藤イサオ
悪徳警察官安岡には寺田農
借金を取り立てているヤクザの竜崎には小木茂光
そして、プロの代打ちの矢木には松重豊
と若い主役を名脇役たちが盛り立てています。
第2位「我々は有吉を訴えるべきかどうか迷っている」(2011年)
有吉を訴えるシリーズの第3弾です。
どういったシリーズかと言えば「有吉が初心を忘れないためにもう一度ヒッチハイクをする、けど・・・」というものです。
基本的に、このシリーズは評価されないことが多く、その中でもこの3作目は最も低評価です。
シリーズの唯一の売りである、有吉の暴言・暴力・暴走がなりを潜めてしまっているのです。
ただ僕はこの3作目の気怠さ中の気怠さといった感じが大好きです。
有吉が酔っ払ってウニを食べてるシーンやすすきのでみんなで遊んでるシーンは何度見てもテンションが上がります。
見所はそれぐらいです。
第1位「田山幸憲のパチプロ日記」(1997年)
この映画は2001年に亡くなったパチプロ田山幸憲がパチンコ必勝ガイドに掲載していた、「パチプロ日記」をもとに作られたものです。
田山プロを後に名人と呼ばれることになる元シティーボーイズの斉木しげるが演じています。
この作品のいいところは「ほのぼの感」で、現代日本では失われてしまった余裕・余力が感じられるところです。
使われている音楽も、昔早朝にスーパーで使われていたようなものでグッときます。
パチンコ業界が最も売り上げを伸ばし30兆円産業と呼ばれ、多くの人(5人に1人)がパチンコを打っていた時代の作品です(ちなみに今は12人に1人)。
番外編「木村家の人びと」(1988年)
メジャーな映画になっちゃいますが、家族で小銭を稼ぎまくる作品です。
僕の人格形成に相当な影響を与えました。
もう1回見たい!
pc
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